- ドアノブタイプの鍵にスマートロックを導入するときに必要な準備
- ドアノブへのSESAME4の取り付け方
ドアノブに付いている鍵でもSESAME4は使えるのか?
最初に結論だけ書くと、ドアノブに付いている鍵でもSESAME4は「問題なく使える」。
見た目はゴチャゴチャとしているものの、今のところ快適に使えている。以下には、導入までの準備と取り付け方の工夫について書いているので、興味がある方は読んで欲しい。
スマートロックSESAMEとは?
スマートロックSESAMEとは、CANDY HOUSEから発売されている「スマホで鍵を開け閉めできるスマートロック」製品だ。
個人的に一番気に入っている点は、特殊な鍵のタイプでもアダプターを付けることで利用できるようにしてくれるところだ。公式HPには「弊社の3Dプリンターでどんなアダプターも作りますので諦めないでください!」とSEOからのアツいメッセージを掲載されている。
しかも、アダプターは数百円で作ってもらえるので金額的な負担があまりないのもうれしい。
アダプター購入
今回、SESAME4を導入する鍵のタイプは写真のようにドアノブの先にサムターンが付いているタイプ。
メールで問い合わせたところ、このタイプはドアノブ分の高さがあるので別途アダプターを購入する必要があるとのこと。またメールのレスポンスはすべて1日以内。カスタマーサポートにも手を抜いておらず好感が持てた。
- 商品ページからアダプターを購入
- ドアノブ各寸法を計測、指定のアングルでの写真をメールで送信
- 2~3週間程度でアダプタ到着
計測の方法は、メールでわかりやすく計測すべき場所・やり方が図入りで細かく指示されていて、問題なく作業できた。
SESAMEの取り付け
SESAME4本体は注文から1週間もかからず届いた。アダプタはオーダーメイドかつ本体とは送付元が違うらしく少し遅く2~3週間程度で到着。
このアダプタをドアノブの上に取り付けて高さを稼ぎます。貼り付けるための両面テープはあらかじめアダプタに付属してるので購入は不要。
次にSESAME4を取り付けるのだが、ドアノブにかぶせるように設置する関係でドア開閉時にドアノブが回しづらい。ほぼ握れるスペースがないのがわかるだろうか。
そこで、今回はドアノブに後付けできるレバーを購入して取り付けをしている。
これならば、SESAME4と干渉することなくドアの開閉が可能。取り付け自体はネジ一本で簡単。今のところ特にトラブルなく使えている。
さらにSESAME4付属の金具を調整してアダプタに届くように伸ばす。ネジを付ける用のドライバーも付属しているので、工具不要で設置ができる。
全て設置後はこのような形。特に大きなトラブルなく装着が完了。
(のちに、レバーを回したときにねじ止め部とSESAME4が多少当たることに気が付いたので角度を上向きに調整)
使用感
まずは、家のドアの前で鍵を取り出さなくていいのが非常に快適。些細なことだがこんなに手放せないものになるとは思わなかった。半月ほど使っているが、この設置方法で特に不便なこともなく使えている。
また、SESAME4には、オートロック機能や家の近くに到着したときに自動的に開錠する機能など、さまざまな機能が搭載されているが、いまのところアプリを起動して開錠するだけで十分満足してしまっている。これはドアの開錠という操作がコア機能として磨きこまれているということでもあるのではないだろうか。
この高機能でありながら、サーバ利用料などがなく、ランニングコストがほぼないのも非常に嬉しい。本体の電池や数か月に一回両面テープが取り換えが必要とのことで、今後はそこのメンテナンスだけが必要になるだろう。
SESAME4だが、執筆時点(2022/6)で¥4,980 (税込¥5,478)とかなりリーズナブルな価格となっている。スマートロック製品ならば、これ以上のコスパの製品はないだろう。
また、今回WiFiモジュールも同時に購入したので、追加でSESAME Botの購入を検討している。家電の制御も同じ使い勝手であるならばかなり期待できる商品だろう。
ちなみに、購入はAmazonより公式ページからするのをオススメする。在庫状況も公式のほうが優先して補充されているようだし、価格も多少値引きされているようだ。
スマートロックSESAME4を導入したので、オススメな点をご紹介します