クエリのパラメータなどの目的で、スプレッドシートの別々のセルに格納された値をカンマ区切りで結合したい場面があります。
そんな時にひとつひとつ文字列を手作業で加工するのではなく、関数で結合する方法をご紹介します。
TEXTJOIN
結合に使う関数は次の通りです。
=TEXTJOIN(",",TRUE,A4:A10)
構文
TEXTJOIN(区切り文字, 空のセルを無視, テキスト1, [テキスト2, …])
https://support.google.com/docs/answer/7013992?hl=ja
今回はカンマ区切りで結合したいので、「区切り文字」の部分にカンマを入れています。
また。TEXTJOIN関数には「空のセルを無視」というオプションが用意されています。図のように結合対象の範囲に空欄がある場合でも、その分を無視して結合をしてくれます。
TEXTJOINと似た関数にJOINという関数があります。TEXTJOIN関数との違いは、この「空のセルを無視」というオプションが存在しないという点です。
JOIN関数で結合した場合は間に値がないカンマが2つ並んだ箇所があると思います。ここが「空のセルを無視」した場合との違いです。
まとめ
今回は、「列の値をカンマ区切りで結合する方法」をご紹介しました。
ひとつ関数を知っているだけでも作業効率が段違いになります。ぜひ今回紹介した関数を頭の片隅にとどめておいていただけると幸いです。