- getSheetId関数を使ってシート固有のIDを取得する方法
- シート指定でスプレッドシートを開くURLの作成方法
getSheetId()
const spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet()
const sheet = spreadsheet.getSheetByName("社員名簿")
// シートのIDを取得する
const sheetId = sheet.getSheetId()
console.log(sheetId)
実行結果
1662571970
公式ドキュメント
https://developers.google.com/apps-script/reference/spreadsheet/sheet#getsheetid
引数
引数なし
戻り値
シート固有の ID(数値)
シート指定でスプレッドシートを開くURLの作成方法

このシートIDの使い道を知りたいです!

特定のシートを選択した状態でスプレッドシートを開くURLを作成するときにシートIDを利用します

通常、スプレッドシートのURLは次のような構造になっています。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/{スプレッドシートID}/edit#gid={シートID}
ここのgid=に続くシートIDを今回のgetSheetId()を使うことによって取得することができます。
例えばGASで新しくシートを追加し、そのシートを開くURLを発行するには次のようなスクリプトを書きます。
const spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet()
// 新しくシートを追加する
const newSheet = spreadsheet.insertSheet()
// スプレッドシートIDを取得
const spreadsheetId = spreadsheet.getId()
// シートIDを取得
const sheetId = newSheet.getSheetId()
console.log(`https://docs.google.com/spreadsheets/d/${spreadsheetId}/edit#gid=${sheetId}`)
実行結果
https://docs.google.com/spreadsheets/d/{スプレッドシートID}/edit#gid=17509463
まとめ

以上、GASを使ってシートのIDを取得する方法でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
このブログでは断片的な説明になってしまっていますが、本書は幅広いGASの内容が網羅的に学べる本です。イチから学びたい方は是非読んでみてください。
すでにGASをある程度マスターした方にも辞書的に手元に置いておくと便利です。
CodeCampは、現役エンジニアからマンツーマンで学べるオンラインプログラミングスクールです。WebデザインやWebサービス開発、転職支援など、目的に合わせた多様なコースが選べます。
朝7時〜夜23時40分まで、365日レッスンが受けられるため、忙しい方でも自分のペースで学習を進めることが可能です。通過率8%の厳しい選考を通過した質の高い講師陣が、あなたのキャリアチェンジを強力にサポートします。
さらに、未経験者向けのカリキュラムや、学習開始から20日以内の全額返金保証制度もあるため、プログラミング学習に不安を感じている方でも安心して始めることができます。
CodeCampで理想の働き方を実現しよう
GASを使ってシートのIDを取得する方法をご紹介します