💡この記事でわかること
- getSheetId関数を使ってシート固有のIDを取得する方法
- シート指定でスプレッドシートを開くURLの作成方法
getSheetId()
const spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet()
const sheet = spreadsheet.getSheetByName("社員名簿")
// シートのIDを取得する
const sheetId = sheet.getSheetId()
console.log(sheetId)
実行結果
1662571970
公式ドキュメント
https://developers.google.com/apps-script/reference/spreadsheet/sheet#getsheetid
引数
引数なし
戻り値
シート固有の ID(数値)
シート指定でスプレッドシートを開くURLの作成方法
このシートIDの使い道を知りたいです!
特定のシートを選択した状態でスプレッドシートを開くURLを作成するときにシートIDを利用します
通常、スプレッドシートのURLは次のような構造になっています。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/{スプレッドシートID}/edit#gid={シートID}
ここのgid=に続くシートIDを今回のgetSheetId()を使うことによって取得することができます。
例えばGASで新しくシートを追加し、そのシートを開くURLを発行するには次のようなスクリプトを書きます。
const spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet()
// 新しくシートを追加する
const newSheet = spreadsheet.insertSheet()
// スプレッドシートIDを取得
const spreadsheetId = spreadsheet.getId()
// シートIDを取得
const sheetId = newSheet.getSheetId()
console.log(`https://docs.google.com/spreadsheets/d/${spreadsheetId}/edit#gid=${sheetId}`)
実行結果
https://docs.google.com/spreadsheets/d/{スプレッドシートID}/edit#gid=17509463
まとめ
以上、GASを使ってシートのIDを取得する方法でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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